生涯育休宣言を実行するために! 必要不可欠な投資感覚とは?

コミュニティ活用法
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前回に引き続き、中村理恵さんとのインタビュー対談です。

後半では、株式会社女子マネが推奨する『生涯育休宣言』を実行するために必要不可欠な、投資感覚についてお聞きしました。

 

──『生涯育休宣言』の働き方をテーマにする上で、現在子育てもしながらお仕事を続けている理恵ちゃんの今のお仕事をもうちょっと掘り下げたいと思います。今はコラボレーションの企画やプロデュースが中心なんですよね。

理恵:最近はとある講座のプロモーション代行、セールス代行をしました。たくさんの人と接していて、そこにあ起業初期の方々もけっこういらっしゃいます。

クロージングまでをして講座を引き渡すところまでをやるんですけれど、内容はすごくいいけれどお金がない、っていうケースとよく出会います。

この考え方は、1日2時間の働き方を実現するための『生涯育休宣言』を自分にものにしたい場合には不利だなって感じます。

──その講座はいくらぐらいなの?

理恵:88万円なので全然安くはないんです。ただ、分割払いを用意していても払えないっていうんですね。

それでよく話を聞いてみると、これまでによくわからないところにお金を使ってしまって返済に追われているっていうんです。SNSの更新の仕方を教える講座に30万円とか。単発で良いものに飛びついてしまって、全体を見れていない気がすごくするんです。

──わー、それってちょっと騙されちゃってますね。

理恵:ほんとうにお金を投資をしなくてはいけないタイミングでお金がないんですよね。こういうのって伝えたくてもうまく伝わらないんですよね。投資の概念が違うというか、なんというか。

今回の講座も10回の分割にすれば月々8万円ですが、すでに別の講座で毎月6万円を支払っているから、合計で14万円の返済になるからムリっていうことらしいです。でもそれって、稼いでいるイメージがそもそも持てていないんですよね。

高額塾とはなにか、投資回収とはなにか?

中里:高額塾って、内容そのものよりも意識の高い人たちと出会って、一緒に何かが生まれる場だと私は思うところがありますね。

理恵:人脈ってお金で買えるものじゃないから、本当にそのとおりだと思います。私も高額講座に投資する意味ってそこだと思っています。

実際に私は今も月額13万円でメディアコンサルを付けているんですけれど、もちろん教わる内容がすごく質が高いことは前提として、それ以上にその人と一緒い動くことで得られる学びや、人脈の紹介とかがさらに魅力的なんです。

でもそこに投資できない人が多くて。伝えにくい部分だなと感じています。

中里:みんながやろうとしていることって逆回転なんだよね。本当の回転方法を見つけた時に人生が変わるんだけど、確かにすごく伝わりにくいよね。

私もコミュニティ志向を伝える時に、お金を使わずに欲しいものと交換するっていう考え方を教えるんだけど、難しいよね。お金がなければ無料で手伝うっていう方法もあるけど、それも「搾取だ!」って考えてやらない人がいて。

講座でただ学ぶだけじゃなくて、講座の問題点を見つけたら自分たちで改善点を見つけたり勉強会を自主開催したりして、散々動くことでチャンスが巡ってくるんだよね。だけどそういう純度の高い回転になかなかならないというか。

理恵:うんうん、そうなんだよね。今日のこの話は多くの人に伝えたいんだけど、伝え方が難しいなってずっと思っていて。

ちゃんと色々考えて動いていたら、お金という形じゃなくても入ってくるものは入ってくるんだよね。

経験談としては、以前に引っ越しをした時に、お祝いでエアコンを4台もいただいたことがあったんだよね。話を聞くと、うちの旦那のおかげでボーナスが300万円入ったことがあったらしくて。

そういう風に仕事の仕方で垣間見れたりするよね。

ほかにも、定期的に3万円の商品券を送ってくれる業者のおじさんがいるんだけど、それも日ごろお世話になっているからっていう理由らしくて。

 

中里:お金って私の中では「関係性のない人にむりやり動いてもらうためのツール」だと定義しているの。イヤイヤ動いてくれる人は調達できるけど、本当に質のいい、気持ちのこもった仕事ってお金「だけ」じゃ手に入らないなと思っていて。

理恵:その考え方、面白いね。確かにその通りかもしれない。お金を使わずにほしいものを得るための段取りって浮かぶよね。

100万、200万円ぐらいの投資なら、1ヵ月で投資回収できるイメージって湧くよね。そういうのをもっと伝えられるといいんだけど。

中里:難しいのは、無料や500円ぐらいの料金設定だと、逆回転してる考え方の向きが変わらなかったり、クレクレ星人の集まりになりがちなことかなって思う。本当はそれって、講師や受講生仲間とのバーチャル空間に支払う住民性としての500円のはずなんだけどね。

理恵:Huluとかは昔は980円だったから、私が考えているプラットフォームの月額料金もそのあたりがギリギリかなと思ってるの。多くの女性に届けたいと思うと、ワンコインぐらいかなっていうことで500円。

中里:そういう大きなプラットフォームで、ワンコインであっても前向きな人が集まる方法は私も研究してるから、ぜひぜひ情報交換していきましょう!

大きなプロジェクト運営とコミュニティの関係

中里:改めてなんだけど、理恵ちゃんのプラットフォームの話、もうちょっと具体的に聞かせてもらってもいいですか?

理恵:プロジェクト名は『W』にしたんです。由来はウーマンの『W』のほか、あと4つあって。

女性らしい働き方で収入を2倍にするという意味のダブル。働くという意味のワークの頭文字も『W』。価値という意味のワースも『W』で、ワイフも『W』なんだよね。

このプロジェクトで月額500円で一万人を目指して、女性の価値につながるものを提供していきたいなって思ってます。

家事代行や整理収納のほか、ダイエットや食もいいと思っています。時間管理や手帳術など、女性の価値が上がりそうなさまざまなコンテンツを用意するプラットフォームです。

中里:コミュニティの形にはしないんですか?

理恵:年に1回のイベントやランチ会があってもいいなと思ってます。決済機能などもプラットフォームのウェブサイト内に用意するので、管理を円滑にするために税理士さんに相談しながら、会計や事務管理をしてくれる人を雇って、運営体制もしっかりさせていかなきゃって考えています。

このプロジェクトに賛同してくれる人も募集したいですね。

中里:本当に大きなプロジェクトだね!応援してます!今日はありがとうございました。

理恵:こちらこそ、ありがとうございました!

concept

“すべての人には「照らすべき一隅」があり、
「私は照らす光を持っている」という確信と、
「私にはその一隅を照らす責任がある」という
自覚を持つことが人を強くする”

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ということを伝える、あなたらしい選択肢を作るメディアです。