メキシコファッション研究家として、現地の伝統や文化を伝える活動をする江指美穂さん。オンラインサロンを始めてみたものの、理想と現実のギャップに頭を悩ませていたといいます。
「みんなも自分も、楽しく継続できるコミュニティってどう作るの?」
この記事では、コミュニティ運営のイロハを基礎から学んだ3ヶ月の記録と、江指さんが手に入れた「自分らしいサロンオーナーとしての振る舞い方」をご紹介します。
- コミュニティを長く続かせたい
- コミュニティを盛り上げていきたい
- コミュニティ運営のスキルを身につけたい
そうお考えの方は、下記の講座もご検討ください。
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独学で始めたオンラインサロンが閉鎖の危機⁉
──なぜコミュサポ講座を受講しようと思ったのでしょうか?
2020年7月に独学でオンラインサロンを始めたことがキッカケです。「メキシコの文化をつなぐ」をテーマに、刺繍教室や料理教室などのコンテンツをZoomを使ったLIVE配信で提供しています。
みんなが主体的に手をあげて、企画も持ち込んでくれて……。段々とそういう活発なサロンになればいいなとイメージしていました。でもそれは私が勝手に期待していただけで、実際にはメンバーの方は基本的に待つ姿勢だったのです。
いま考えてみれば当然です。募集時点で「主体的に企画を持ち込んでくれる人!」と募っていたわけではなかったのです。
このままだといつか私が提供するコンテンツも枯渇し、運営そのものが危ぶまれるのではと不安を感じるようになっていました。
そんなある日、ふと思ったんです。
「サロンを継続させるための基本みたいなものがあるんじゃないか?」と。
──数ある講座の中で、なぜコミュサポ講座の受講を決めたのですか?
比較検討の余地は最初からありませんでした。
コミュニティやオンラインサロンに詳しい専門家を検索すると、中里桃子さんの会社のホームページが見つかり、同時に中里さんの著書も知ることができます。メルマガにもそのタイミングで登録もしました。
定期的に届くメールを読みながら、赤裸々に語る文章から人柄も伝わってきて、コミュニティ運営を学ぶなら中里さんしかいないなと感じるようになっていました。
講座についても、個別ではなくグループコンサル形式だったのが私にとっては好印象でした。対個人よりも対複数人への講義のほうが、講師も資料作成に気合いが入るんじゃないかなと勝手に想像していた部分もあって(笑)
ノウハウだけであれば本を読めば学べることではありますが、私の場合は知識のインプットだけにとどまってしまう恐れがありました。アクションを起こせなければ意味がありません。
Zoomによるオンライン講座とはいえ、本や動画講座ではなく、リアルでつながれるサービスを購入したいと思っていました。
コミュニティに不可欠な「場づくり」を学ぶ
──講座を通してどのような学びがありましたか?
コミュニティ運営のポイント、コツを学ぶことができました。
例えば私は以前「メキシコと日本の伝統を融合させることはできないか?」と企画を構想したことがありました。これはきっと面白い、みんなも喜んでくれるに違いない…! そう期待してチャットを送ったのですが、実際にはあまりリアクションがありませんでした。
時間がないのかな、優先順位が低いのかなと、反応の薄さにさみしい気持ちになってしまった私ですが、その問題を無事に解決することができました。
中里さんのアドバイスで「公開ミーティング」と称したイベントを開いたんです。自分の構想を公の場で相談する企画です。
すると驚いたことに、サロンメンバーからアイデアをいただいたり、日本の染めや織物に対する情報共有をしてもらえたんです。チャットでは反応が弱くても、実際に話してみればディスカッションがどんどん進む。
これは私にとっては大きな発見でした。
──新たなアクションを起こした結果、何か変化はありましたか?
サロンそのものが変わったというよりも、オーナーとしての私の心構えが変わりました。いい意味で、サロンメンバーへ軽く接することができるようになったんです。
それまでの私はお給料以外でお金をもらったことがなく、とにかく一生懸命にやらなければという思いが先行しすぎていました。責任を勝手に重く感じてしまい、主体的に参加するメンバーが少ないと「私が悪いんだ……」と卑下するように。
しかし講座を通して、サロン運営は「場づくりが大切」と学ぶことができました。私ひとりが一生懸命になる必要はない。サロンとの距離感、スタンスがつかめた3ヶ月だったと言えると思います。
ある時はサロンメンバーに通訳をお願いしたことがありました。それまではコミュニティへの参加費を払ってもらっているのにお手伝いをお願いするなんて……と思っていたんです。
でも実際は「いいんですか? できるかどうかわからないけど、ぜひやってみたいです!」と明るいリアクションをもらえました。
サービス提供側と、サービスを受け取る側という凝り固まった考え方が変わり、気軽に何でも試せるようになったことは私の中での大きな成長です。
講師によるリアルな体験談が一番の魅力
──江指さんにとって、どんな講座だったと言えそうですか?
私はオンラインサロン運営において、最初に決めたことを後から変えてはいけないと思い込んでいました。
ですがこの講座での学びを進めるにつれて「反応を見たり聞いたりしながら変化させていってもいいんだ」と、新しい考え方で取り組むことができるようになりました。
自分ひとりでは怖くて行動できなかったと思います。講座での教えや、受講生仲間からのサポートなどもあり、3ヶ月の中で軽やかに動けるようになりました。
講座中の中里さんご本人によるリアルな体験談、考え方のシェアも私にとっては大きな財産です。
自分が楽しくなければ周りも楽しめないし、ワクワクできないならサロンを閉じたっていいんだよというアドバイスには本当に気持ちが軽くなりました。
──最後に、講座受講を検討している方にメッセージをお願いします。
講義内容のベースは「コミュニティ運営の仕方とマネタイズの方法」です。
しかし体系立てたコンテンツを教えていただきながら、リアルタイムで中里さんが取り組んでいること、考えていることをシェアしてもらえるので、毎週のように新しい発見があります。
カリキュラムに沿った形式的なものではなく、ビジネスの現場で日々リアルに活動されている中里さんだからこそ、言葉の一つひとつに魅力が詰まっていると感じます。
コミュニティ運営の理想と現実のギャップに悩んでいるのであれば、どんなやり方で、どんな考え方で取り組めばいいのかをしっかり学ぶことができる講座だと思います。