リアルでの出会いを凌駕するコミュニティ思考の可能性

受講生の声
受講生の声

新型コロナウィルスの影響によるオンライン化の加速。
ちょっと前まで「インターネッに振り回されるの、私、イヤなんだよね。五感を使って、感じて、直接人と会いたいの。」と、アンチオンラインだった人が、気が付いたら、オンラインの最先端をいっていたりする。

私が受講したコミュニティサポーター講座も、この揺れ動く時代の最先端をいっているのではないだろうか。

ところが、この講座の話を友人にすると、決まってこう聞かれる。
「なんで会ったこともない人に、弱みを見せられるの?」 と。

コミュニティ思考により、『心理的安全基地』が作られているから、私にとってはそこは全く問題にならない。

今回、コミュニティサポーター講座一期生の伊藤麻衣子が、コミュニティ思考が『私にとっての安全基地』を作っていった過程をお伝えしていきます。

コミュニティーサポーター講座が始まって1ヶ月。

コミュティ思考(詳しくは6月の記事参照)を身につけていくには、どうやら自己開示(特に、苦手なことをことを伝えること)したり、誰かの思いに共感することが大切。そうすると、横のつながりが生まれ、コミュニティが安心な場所になっていくということだった。 

これらを学ぶ他に、毎週出される宿題や受講生によるイベントという名の勉強会が、毎日毎日立ち上がっていました。それを運営側から強制されてたわけではないのですが、何かイベントを立ち上げなきゃいけない雰囲気がコミュニティー内で漂っていました。(と思ってたのは私だけかもしれませんが。) 

私自身、2歳児の母であり、日中は仕事。寝かしつけもあり、夜イベントの主催は難しい状態。 

「こんなイベントを立ててみんなが参加してくれるのかなぁ」 、「イベントの準備も大変だし、やりたくないな」という気持ちもあり、 『何にもできてない私』ばかりが積み重なっていきました。 

また、リアルタイムでの講座参加ではなく、動画視聴だったので、みんなで話しをしながら、その場の勢いで「じゃ、それ、イベントでやる?プロジェクトにしちゃう?」という機会もありませんでした(講座の中で、度々、このパターンがありました。笑)。 

やる気が出たタイミングで背中を押してくれる人がいない。→やらない→みんなやっててすごいな→やる気がなくなっていく、という負のループにもハマっていきました。 

 

「私にとって、全然、安心な場所になってない!
あぁ!誰かに、この気持ちを吐き出したいーっ!!!!!」 

 

こういう気持ちをなかなか言えない人も多い思うのですが、私は、人に弱みを見せることに抵抗はないので、コミュニティ内で投稿することにしました。 

まずは、みんなにぼやきを誘ってみました。

 

そして、ぼやきました。 

そうすると、「このスレッドを作ってくれてありがとう。みんなについていけてなくて焦ってた。」「この投稿に癒された。」そんな声が上がり、それぞれの不安や焦りをぼやいてくれました。 

 

私は、人に弱みを見せることに抵抗はないですが、見せた相手に迷惑がかかるのではないかと思い、言った後から後悔することもありました。 

 

『今まで迷惑だと思っていたけれど、私が弱みを見せることで救われる人がいるんだ。』 

 

そう気付けた瞬間でした。 

自己開示して、そこに共感してくれる人がいた。

その日を境に、
「わかんないよー誰か教えて!」
「失敗してもいいよ。一緒にやろう!」
「じゃ、みんなで考えてみよう!」
コミュニティの中では、そんな言葉が飛び交うようになりました。弱音を吐いたり、励まし合っている横のつながりが生まれ、安心の場、『私にとっての安全基地』となっていきました。

コミュニティは学校や会社のように拘束力はないから、自分の本心を我慢してまでいる必要はないんです。だからこそ、自分の素が出せるし、それを表してみた時に、私のように、共感をしてもらえる感じる仲間がいると、言ってみてよかった、ここでは自分らしくいれる、「安心安全の場」なんだなと感じることができるんです。

コミュニティ思考で、あなたの安全基地を作っていきませんか?
その場所で、新たな自分が見えてくるかもしれませんよ 。

 


Writer/Maiko Nakamura

concept

“すべての人には「照らすべき一隅」があり、
「私は照らす光を持っている」という確信と、
「私にはその一隅を照らす責任がある」という
自覚を持つことが人を強くする”

当メディアは、
「目立たない仕事だけど重要な仕事である」
ということを伝える、あなたらしい選択肢を作るメディアです。